街の部首は何?「行(ぎょうがまえ)」になる理由をわかりやすく解説

漢字「街」の部首は「行(ぎょうがまえ)」です。

左側に「彳」があるため、「ぎょうにんべん」が部首ではないかと迷う人も多いかもしれません。

しかし、漢字辞典では「街」は、「行部(ぎょうぶ)」に分類されます。

この記事では、「街」の部首がなぜ「行」になるのか、そして「彳」と混同されやすい理由を、漢字の構造と成り立ちからわかりやすく解説します。

さあ、ご一緒に、最後まで、ご覧ください。

街の部首は「行(ぎょうがまえ)」

漢字「街」の部首は「行(ぎょうがまえ)」です。

まずは、「街」の基本情報を確認してみましょう。

項目内容
漢字
部首行(ぎょうがまえ)
画数12画
音読みガイ・カイ
訓読みまち
意味人や車が行き交う道路・町

「街」は、町並みを区切る道を表します。

本来は、「大通り」を示し、転じて、「にぎやかな町」を指して用いられます。

そのため、道や往来を意味する「行」が部首として扱われています。

「行(ぎょうがまえ)」は、道や人の往来に関係する漢字に多く使われる部首です。

なぜ「彳(ぎょうにんべん)」ではないのか

「街」の左側には「彳」があるため、この「彳(ぎょうにんべん)」が部首ではないかと思う人も少なくありません。

しかし、ここで重要なのは「行」という漢字の成り立ちです。

そもそも、「行」は「移動する」ことを表すのが本来の意味です。

行の甲骨文字
行の甲骨文字

上の甲骨文字を見て分かるように、「行」は「十字路」の絵から生まれた漢字です。

一見、「行」=「彳」+「亍」で構成されているかのように思えるのですが、そうではないのです。

※間違えやすい部首としては、「空」「聞」の部首もそうでした。

「街」の漢字の成り立ち

漢字「街」は、次の構成で成り立っている形声文字です。

街 = 「行 」+ 「圭」

「行」は道路や往来を意味します。

そこに、「圭」という音を示す部分が組み合わさり、「街」という漢字が作られました。

「圭」は、「将棋の駒の形」をした玉器のことです。

しかし、モノを指すのではなく、「^の形を成す(先端がとがった形)」というイメージを表す記号です。

これが、「T」の形を示すことになり、「行(往来、道)」と合わせることで、「街」は「町」をT型に区切った道を表しているのです。

そして、既に述べたように、「街」は「大通り」を指し、転じて、「にぎやかな町」を表したのです。

「街」の書き順

漢字「街」は全部で12画の漢字です。

一般的な書き順は次の通りです。

街の書き順

書き順は、「彳」+「土」+「土」+「亍」の順です。

街の書き方のコツ

「街」の「彳(ぎょうにんべん)」は、1,2画目を方向に変化をつけながらはらって、全体をタテ長に書くのがコツです。

「圭」の縦線は高い位置から書いて、下の土の最後(9画)は部はやや右上に。

「亍」は、上部を少しあけてバランスをとりましょう。

「街」と同じ部首の漢字

「街」と同じく、行(ぎょうがまえ)を部首に持つ漢字には次のようなものがあります。

漢字意味
守る・護衛する
技術や方法を表す漢字
突き当たる・ぶつかる
つり合い・バランス

これらの漢字も、移動や往来、道などに関係する意味を持っています。

部首を見ることで、漢字同士の意味のつながりが理解しやすくなります。

まとめ

漢字「街」の部首は、「行(ぎょうがまえ)」です。

左側の「彳」が部首のように見えるため迷いやすいですが、実際には「彳」と「亍」を合わせた「行」が部首として扱われます。

また、「街」は「行(意味)」と「圭(音)」から成り立つ形声文字で、もともとは道路が交差する場所を表していました。

漢字の構造や成り立ちを理解すると、部首の判断もしやすくなります。

※思えば、「漢字の旧字」の記事も増えてきたようです。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

漢字の部首

Posted by 60爺