秋!その読み方、期間、花や諺、XXの秋を考察!

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1.秋とは

秋について考察してみました。

毎度のことですが、いつも 通りの説明でいきましょう。

秋とは、四季のひとつであり夏の後、冬の前に位置します。天文学上は秋分から冬至までを言います。太陽暦では9月から11月を指し、陰暦では7月から9月となります。

漢字/漢和/語源辞典を見てみると、秋の項にいくつかの説明があります。

  • 四季(春・夏・秋・冬)の第三。今の9月~11月まで。陰暦(旧暦)では7月~9月ま で。
  • 盛りを過ぎること。終わりに近づいていること。
  • 和歌などで、男女の仲の冷める意味で「飽き」に掛けて用いる

始めの説明は wiki と同じです。その他に2つの説明が出ています。時を表すという のは聞いたことがありますが、和歌で用いると少々いやな意味になっていますね。

歳時記カレンダーでは、以下のような詳しい説明が載っています。

「あき」は空が「あきらか」、収穫が「飽(あ)く」、草木の葉が「紅(あか)く」 なるなどの意からといわれています。

「秋」の字は、もとは禾(いね)+亀+火の会意文字です。

亀の形に写した字は害をな す虫で、稲につく害虫を火で焼き、豊作を祈念する儀礼をしたからとも言われます。

秋の色は白とされています。

2.秋の期間は

上述した中に重複する部分もありますが、「秋」と呼ばれる期間はこうなっています 。

(1) 日本の年度での四半期ごとの区分

10月・11月・12月を秋と定義しています。

(2) 気象学

気象学では、9月・10月・11月を指します。気象庁の予報用語では、秋につい ては、9月から11月までの 期間と書いてあります。

(3) 天文学

天文学では二至(夏至と冬至)二分(春分と秋分)を基準として季節を区分していま す。

そして、秋は、秋分から冬至の前日までをいいます。

このため、9月23日頃から12月21日頃までとなる訳ですね。

(4) 二十四節気

二十四節気の節切りでは、秋分から冬至の前日までをいいます。

3.秋の花

秋の花といえば、まず、思いつくのが菊(きく)とコスモスですね。これらが秋の花 の代表格ではないでしょうか?

菊は、仏花として一年中出回っている感がありますが、秋になると色々な種類の菊が出てきます。

コスモスは、秋桜と記されますし、この時期、チョコレートコスモスやキバナコスモスも開花します。

そして、秋の七草に入っている桔梗(キキョウ)や、秋の山野草の代表である竜胆(リンドウ)があります。

秋の風情を感じさせる優雅な花が注目の秋明菊(シュウメイギク)もこの時期の花で す。また、この花の香りが漂うと秋の深まりを感じさせる金木犀(キンモクセイ)。

彼岸花は、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、枝も葉も節もない花茎が地上に 突出し、その先端に花が咲く独特な植物です。

鶏のトサカに似ていることから名づけられた鶏頭(ケイトウ)は、炎のような鮮やかな花が咲きます。

4.秋を含む故事・ことわざ

(1) 秋茄子嫁に食わすな

「あきなすびよめにくわすな」と読みます。これには、2つの解釈があるようです。

  • 良く聞くのは、「秋茄子はおいしいから嫁に食べさせたくない」という意地悪から出たという説です。
  • しかし、最近では、茄子は身体を冷やすため、子どもが出来なくなると大変ということから、特に美味しい秋茄子は、嫁に食べさせていけないという嫁を思いやることから出た説です。

実際、医学的な見地からも、茄子は体を冷やすことが分かったことから、2番目の説が注目を浴びているようです。

(2) 秋の日は釣瓶落とし

「あきのひはつるべおとし」と読みます。

「釣瓶落とし」は、井戸の中へ釣瓶が落ちてゆく速さを表しています。そこから、秋の日は急に暮れるという意になります。

「釣瓶落とし」を調べると、この名前の妖怪がいて、木から落ちてきて人を食らうなんて怖い話が出ていましたが、この諺とは関係ないようです。

(3) 女心と秋の空

(秋は天候が変わりやすいところから) 気持の変わりやすいことをたとえていうそうです 。

「秋の空」を調べると、1番目は、「秋のころの高く澄み渡った空」とありますが、2番目に、正反対であるこの説明が載っています。

この諺の他に、「男心と秋の空」というのがあって、以下の説明がなされています。60爺は初めて耳にしましたが…。

男の愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空は一夜に七度変わる」ともいう。

(4) 危急存亡の秋

「ききゅうそんぼうのとき」と読みます。時代劇などで、聞いたことのあるフレーズではありませんか?

生き残るか滅びるかの大きな岐路に立たされている時を言います。

ここで出てくる「秋」は、重大な時期の意で「あき」ではなく「とき」と読みます。そして、この意は、「秋(あき)」ではなく、「秋(しゅう)」で出てきます。

(5) 天高く馬肥ゆる秋

「てんたかくうまこゆるあき」と読みます。皆さん、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

さわやかな秋を言い表す言葉。

秋の空は高く澄み渡り、馬もよく食べて太るという意から。

「天高く馬肥ゆ」ともいう。

さきほど、(3)で出ましたが、秋の澄み渡る空を採用した諺になっています。(3)と(5)では、秋の空を別方向から眺めた諺なんですね。

5.XXの秋

XXの秋と言ったら、皆さんは何の秋を思い浮かべますか?読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、様々な秋がありますよね。さて、これらのXXの秋について考えてみたいと思います。

(1) 読書の秋

ググってみて分かったのですが、「読書の秋」の所以(ゆえん)は、大体次のふたつですね。

①「符読書城南詩」

古代中国(8世紀)の人物(韓愈(かんゆ))の漢詩「符読書城南詩」から出てきたという説です。

「灯火稍(ようや)く親しむべく/簡編卷舒(けんじょ)すべし」

「涼しい秋になったので、ようやく灯火の下で読書を楽しめる」という意味ですね。

②「読書週間」

毎年秋に催される「読書週間」によるものと言う説です。

読書週間は文化の日(11月3日)を中心にした2週間の10月27日~11月9日に行われていま す。

元々は、「図書週間」としてはじまったものですが、後に「図書館週間」と改称され、戦後「読書週間」として復活して、爆発的に「読書の秋」が普及していったのです。

(2) 食欲の秋

秋になると、日本人の主食であるお米の収穫時期になり、また、いろいろな果物が出回ってきます。さらには、さんまなど海の幸も登場してきます。

このように、多くの食材が旬を迎え、食材の美味しさもにより食欲が増す、という考えから「食欲の秋」と呼ばれるようになったそうです。やがて、これが世の中に広まり、人々の間に広まって今日に至ります。

また、秋になると気温が下がり、体温を維持するためにより多くのエネルギーが必要になります。そのため、秋には食欲が湧いてくるのです。

その他にも、夏バテで弱った体調回復や、冬に備えて栄養を蓄えるといった役割があるともいわれています。

食材を並べてみましょう。

新米、柿、クリ、みかん、なし、ぶどうなどの果物類、漁獲で言えば、「さんま」が代表格ですね。しいたけ、まいたけ、しめじ、松茸などのキノコ類もあります。さつまいも、じゃがいも、さといも、長いも、にんじん、ごぼう、れんこんなどの根菜類も秋の味覚ですね。

(3) スポーツの秋

ひと昔前は、秋になると運動会が開かれるていました。そして、スポーツの秋という言葉は割と受け入れられていた印象があります。

1964年に開催された東京オリンピックは、10月10日に開始されたことを知っていますか。

そして、現在、「体育の日」という国民の祝日になっています。ここから、秋はスポーツをするのに適した季節であるという意味の言い回しができたという説があります。

しかし、実はスポーツの秋の由来はハッキリとは分かっていないのが実情です。

日本の秋は、日本の四季の中で、さわやかで涼しく、何をやるにも最適な季節だと思います。

まア、60爺くらいになると、無理な運動は、けがのもとになりますので、そこそこに行っていこうと思っております。

※参考

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