両矢印の出し方は?パソコンではunicodeによる方法が使えるよ
「⇔」「↔」といった両矢印を出したいのに、いざ入力しようとすると見つからない——そんな経験はありませんか?
「きごう」と入力して文字変換しても、一覧の中から探し出すのには、大げさに言うと、膨大な時間がかかってしまいます。
そんなときに重宝するのが、Unicodeを使った入力方法です。
「⇔」や「↔」ごとに割り当てられた番号を入力して、パソコン上で確実に特定の記号を出すことができます。
本記事では、「⇔」「↔」などの代表的な両矢印のUnicode一覧と、Windowsスマホでの入力手順を図を示してわかりやすく紹介します。
さらに、これらの記号をよく使う方向けに、辞書登録のやり方もお届けします。
どうか、最後まで見てやってくださいね。
両矢印の出し方
以前、パソコンで矢印の出し方を紹介しました。
ここでは、文字変換による矢印の出し方を紹介したのですが、矢印には様々な種類があります。
「特殊な矢印の出し方が分からないよ」とか「両端に矢印がついた奴が簡単に出せないか」などの声を聞いたので、「両矢印」と銘打って、その出し方をお届けします。
今回、紹介する「両矢印」ですが、次の矢印です。
↔ ⇔ ⇄ ⇆
両側に屋のマークが付いた4つの矢印ですね。
お時間のある方は、上記の記事で紹介した「きごう」入力+文字変換でも出せるのですが、簡単に出したいよという方は、次の章からお届けするやり方を試してください。
はるかに、時間短縮が可能です。
Unicodeによる両矢印の出し方
Unicodeを使った両矢印の出し方です。
始めに、先程の4つの両矢印のコードを一覧で見てください。
| 両矢印 | Unicode |
|---|---|
| ↔ | 2194 |
| ⇔ | 21D4 |
| ⇄ | 21C4 |
| ⇆ | 21C6 |
このUnicodeを使った出し方の手順を紹介します。
「⇔」を題材にしますね。
- 日本語で「21D4」入力
- 日本語で「21D4」と入力します。
右図のように「21d4」でも構いません。

- F5キー押下、「⇔」クリック
- F5キーを押すと、変換対象に「⇔」が出るので選択します。

- 「⇔」入力完了
- 「⇔」が入力できました。

どうですか、簡単に、対象の両矢印をゲットできます。
是非、お試しください。
デメリットは、Unicodeをいつまでも覚えていられない点です。
コピー&ペーストによる出し方
もう一つ、簡単な出し方です。
この記事にある、両矢印をコピーして、望むところへペーストするやり方です。
- コピーしたい両矢印選択
- まず、コピーしたい両矢印を選択します。

- コピークリック
- 右クリックしてコピーをクリックします。

- 「貼り付け」クリック
- 入力したいところへカーソルを持っていき、右クリックして「貼り付け」をクリックします。

- 両矢印ペースト済
- 両矢印がペーストできました。

こちらも簡単でしたね!
両矢印登録
さて、この両矢印をよく使うんだよいう方がおられるかもしれません。
そんな時は、Windowsに単語登録しちゃえば、すぐに出すことができるようになります。
その手順を紹介します。
Windows画面の右下にある「あ」ないし「A」を右クリックします。

メニューが表示されるので、「単語の追加」をクリックします。

「単語の登録」画面が表示されるので、「単語」と「読み」に値を入れましょう。

今回は、「単語」に「↔」、「読み」に「や」、品詞には「短縮読み」を入力して「登録」をクリックします。

「登録」をクリックすると、内容がクリアされますが、これで、単語の登録は完了しています。
「単語の登録」画面左下の「ユーザー辞書ツール」をクリックしてください。
「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」が表示され、今、登録した内容が確認できます。

さて、一般のメモ帳などで「や」と入力し、変換キーを押してください。

変換候補のトップに、「↔」が出ているのでクリックします。

「↔」が入力できました。

同じように、「⇔」を「や」で登録した後、エディターで「や」と入力して変換キーを押すと、候補に「⇔」「↔」が出てきます。

こうすれば、両矢印を頻繁に使う方も簡単に呼び出しできますね。
Unicodeは、覚えにくいですからね。
おまけ:<=>などを組み合わせる方法
両矢印の入力方法をいくつかお見せしました。
ただ、「↔」「⇄」「⇆」は環境依存文字であり、OSが変わると文字化けする可能性があります。
そこで、簡易版代替方法を紹介します。
記号「<」「>」「-」「=」を使って両矢印を作ります。
- <=>
- <->
- <=>
- <->
上記のように全角、半角も簡単に作れます。
分かりづらい場合は、「-」「=」を2つ使えば見やすくなります。
- <==>
- <-->
- <==>
- <–>
文字を多く使うので、余り、お勧めしませんが、こんな方法もあるという「おまけ」情報です。
※テプラで矢印を出す方法はこちらです。
⇒ テプラで矢印の出し方!記号・絵ボタンで一発表示できるよ
最後に
「⇔」「↔」といった両矢印を出す方法に特化して記事を書きました。
うまい文字変換変換が見つからなかったので、Unicodeと、コピー&ペーストを使った出し方を紹介しました。
「⇔」や「↔」ごとに割り当てられた番号を入力して記号に変換する方法です。
コピー&ペーストも含め、手順は非常に簡単です。
さらに、これらの記号をよく使う方向けに、辞書登録のやり方もお届けしました。
※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました










60爺




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