木へんに王で「枉」!読み方から意味・苗字での使われ方まで総特集

今回の漢字は、久々に「木へんに○○」の漢字をお送りしたいと思います。

さて、それでは、どんな漢字にするか迷ったのですが、つくりが良く知っている漢字ですが、木へんに合わせると「あれっ?」となるモノにしたいと考えました。

60爺

で、見つけたのが、この漢字です。

それは、木へんに誰でもが読める「王」を付けた「枉」という漢字です。「枉」とは何と読むのか?その意味は何なのか…。

前置きが長くなりましたが、木へんに王と書く枉が今回の題材です。読み方から意味・苗字での使われ方までを取りまとめます。

それでは、ご一緒に見に行きましょう。

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木へんに王といえば枉!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、枉の意味と読み方を明確にしましょう。

枉の読み方と意味

画数 :8画
音訓:オウ ま・げる ま・がる ま・げて いたず・らに
意味
①まげる(まぐ)。まがる。まっすぐな線や面をゆるやかな曲線をなすようにおしまげる。また、道理をおしまげる。②道理をゆがめた。また、罪をむりやりにおしつけた。③まげて。面子(メンツ)をむりにおしまげて…してくださった、との意をあらわすていねいなことば。④いたずらに(いたづらに)。むりをして。役にもたたないのに。

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

上記のとおり、「枉」の音読みは「オウ」で、訓読み「ま・げる」「ま・がる」「ま・げて」「いたず・らに」の4つです。

意味は4つあります。

60爺

この漢字は、姓の一つという意がありません。「枉」という姓はありません!

①の意を持つ言葉に「枉道(オウト゛ウ):道理をおしまげる」があります。この意での対語は「直」ですね。

②の意では、「枉死(オウシ):罰せられたり、思いがけない事故にあったりして死ぬこと。非業の死。」「冤枉(エンオウ):⇒冤罪。無実の罪。」という言葉があります。類義語は「冤」です。

③の意では、「枉顧(オウコ)・(マケ゛テカエリミル):人の来訪を敬っていうことば。」「枉駕(オウカ゛):{枉車(オウシャ)}乗り物の予定のコースをまげて、わざわざ立ち寄る。人の来訪を敬っていうことば。」がありますね。

④では、「枉費精神=枉らに精神を費やす」が存在しています。

枉の書き順を見てみましょうか。

木に王を順に書くだけです。王は横線を一つ引いた後、縦線を先に引くんですな。


もっと詳しく知ろう!枉の漢字としての由来や成り立ち

枉の解字です。

枉=「王(オウ 形をなす)」+「木(き)」(形声)。木をへこませて曲げるさま。

引用 上級漢和辞典 漢字源 学研

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

「枉」は「尩(オウ):すねが\型にまがる」・「汚:∨型にくぼんだ水たまり」などと同源の漢字です。

枉のつく言葉

枉には植物の意味はないので、「枉」のつく言葉を見てみましょう。

枉のつく言葉読み意味
枉駕オウカ゛{枉車(オウシャ)}乗り物の予定のコースをまげて、わざわざ立ち寄る。人の来訪を敬っていうことば。
枉屈オウクツ①道理・法則をまげる。②とうとい身分の人が身をまげる。とうとい身分の人がへりくだって来訪すること。③志をまげて屈服する。
枉顧オウコ・マケ゛テカエリミル人の来訪を敬っていうことば。
枉死オウシ罰せられたり、思いがけない事故にあったりして死ぬこと。非業の死。《同義語》横死。
枉訴オウソ無実の罪で人を訴える。
枉道オウト゛ウ・ミチヲマク゛①正しい道をまげる。②まわり道をする。
枉橈オウト゛ウ⇒撓。法律をまげて、人を罪におとしいれる。
枉法オウホウ・ホウヲマク゛法律をまげる。

枉という漢字は日常見かけないですよね。ですので、ここに出てきた複数の言葉も聞いたことがありません。

次の章では、「枉」を名前に使う(使えるのか?)場合のポイントを簡単に述べておきます。

苗字に使われる際のポイントは

この漢字の意味からして名付けには向かないと感じていましたが、やはり「枉」は人名漢字には含まれておりませんでした。

60爺

もし、人名漢字だとしても意味が良くないですよね。

そこで、名前が付けられないときは苗字ということで、「枉」のつく苗字を見てみます。最初に、「枉」一文字の苗字があるのか見てみましたが存在しません。

枉に別の漢字をつけた苗字を探したのですが、こちらも空振りでした!

最後に

木へんに王で枉という漢字を追求してみました。

この漢字、何度か言っていますが、日常生活ではあまり見かけない漢字でして、意味は余り良くないモノでした。

枉のつく言葉は複数出て来ました。ですが、漢字自体を見かけないですから、その漢字を使った言葉もしたないモノばかりでしたね。

人名漢字ではなく、本場中国でも姓には含まれないためか、日本でも苗字はありませんでした。

次回の木へんに○○のコーナーをお楽しみに。

※気づけば木へんの記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺