チューリップの漢字は実態と異なる!中国伝来の表記の理由をご紹介

2022年8月20日

皆さん、突然ですが、チューリップをご存知ですよね。

このチューリップ、漢字があるんです。知っていましたか?普通知らないですよね。

しかも、この漢字を見たら、皆さん驚くと思います。チューリップは、シンプルな花や葉がきれいな植物ですが、実態と異なった、こんな文字を使うとは思いませんでした。

これで、チューリップと読ませる日本語もすごいと思います。漢字ペディアでは、由来に「漢名からの誤用」なんて書いてあります。どういうことでしょう。

あまり焦らしてもいけないので、本文にいきましょう。

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チューリップを漢字で書くと

さあ、散々煽りましたが、チューリップの漢字を披露します!

チューリップを漢字で書くと

鬱金香

「うっこんこう」と書いて「チューリップ」なんですって!

どうですか?実態とかけ離れていると思いませんか?

ちょっと衝撃ですよね。

この漢字表記が、あのチューリップにどう繋がるんでしょうか。


漢字の由来

まず、漢字の由来を調べましょう。

チューリップの漢字の由来

鬱金:この文字は、しょうが科の多年生植物である「うこん」(根茎は黄色染料・香料に、また止血・健胃の薬用)そのものです。
 :かおり。かおる。かんばしい。かぐわしい。

上記の通り、まさに、「ウコンのかおり」という意味ですね。

実際、中国では元々チューリップの花の香りが、ウコンの香りに似ていることからこの漢字が使われていたそうです。

チューリップが日本に伝来したのは、江戸時代後期だそうです。

チューリップが日本に入ってきた時に中国語表記をそのまま使用したことで、チューリップの漢字はこうなったそうです。

中国伝来だったんですね!だから、こんな表記だったんだ!

しかし、ウコンの香りというと、大体次のイメージですね。余り、良い香りではないですが、当時のチューリップは、そんな香りだったのでしょうか?

  • 漢方の粉薬の香り
  • 土臭さを感じる香り
  • 独特な臭いが

また、「鬱金」とは、鮮黄色をの意味もありますので、日本に入ってきた最初のチューリップは、もしかしたら黄色だったのかもしれません。

ところで、本来のチューリップはどこから命名されたのでしょうか?

本来のチューリップの由来とは

チューリップはもともとトルコ原産でした。

このチューリップが、そう呼ばれる元は以下の出来事があったからだと言われています。

この花の名前を聞かれた際に、花の形を聞かれたと思い、ターバンに似ている意味で答えた「チューリパ」が花名としてヨーロッパに伝えられてしまったそうです。

「花の名前」を聞かれたのに、外国語が疎い人間が、「花の形」だと答えたがために、それがそのまま「花の名前」になってしまったというお話です。

ウソのような話が世界にもいっぱいあるんですな。

イメージが全く違う!

どうでしょうか?チューリップを漢字で書くと「鬱金香」となった経緯が理解できましたでしょうか?

「チューリップ 漢字」で検索をかけると、「臭そう」なんて記事や「嗅いだら憂鬱になったりはしないの」なんて記事が見られるのはそのせいです。

60爺としても、チューリップと聞くと「華やかなイメージ」を持つんですが、漢字で見ると全く異なってしまい、イメージが大幅に狂ってしまいました。

まあ、日本人は何でもかんでも舶来物を漢字にしてきたので、こうした例があっても仕方がないのかもしれません。

他にも、どんなものがあるか、ちょっと調べてみたくなりました。イメージが狂った漢字について以下の記事があります。

最後に、チューリップの海外での名前を見ておきましょうか。

海外ではどんな名前

「チューリップ」を主だった言語の表記と読みを一覧にしました。読みは、60爺が聞いた音を文字化しているので、皆さんが聞いた音とは違っていても、見解の相違ですのでご容赦を願います。

英語tulipチューリップ
ドイツ語Tulpeチュールペ
オランダ語tulpトゥール
フランス語tulipeチュリップ
イタリア語tulipanoトゥリパーノ
スペイン語tulipánトゥリパン
ポルトガル語tulipaトゥリパ
スウェーデン語tulpanチュリパーン
ノルウェー語tulipanトゥリパン
中国語(繁体)鬱金香イーチンサン
中国語(簡体)郁金香イーチンシャン
ロシア語тюльпан チンパン

やはり、ヨーロッパの表記は、それぞれが似ていますね。発音は、「チュ」か「トゥ」で始まるように聞こえました。

中国語は、「簡体字」と「繁体字」の2種類が存在し、国や地域によって使われる字体が異なるそうです。「繁体字」は日本の漢字と同じですが、「簡体字」は最初の文字が違いますね。読みは同じように聞こえましたが、「香」が違うように聞こえました。

面白いので、皆さんも聞いてみてください。

最後に

チューリップは、60爺自身が持っているイメージと漢字が全く合いませんでした。この字をいきなり出されても読める人は少ないと思います。

由来を見ると、中国から来た文字をそのまま使ったからということですが、「それでいいのか!」と思いますね。

まあ、今時、チューリップを漢字で書こうという人はいないですけど。

雑学として記憶しておいてもいいでしょう。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。

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Posted by 60爺