ロールケーキのイギリスでの呼び方は?「Swiss roll」の由来と歴史
日本ではおなじみの「ロールケーキ」ですが、イギリスでは同じお菓子を「Swiss roll(スイスロール)」と呼びます。
なぜ、イギリスなのに「Swiss(スイス)」という名前が付いているのか、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、イギリスでの呼び方をまず端的に押さえたうえで、「Swiss roll」という名称の由来や歴史的背景まで、短く、わかりやすく解説します。
構成は次の提案ですが、歴史的背景は、由来に入れるのでしょうか
イギリスでの呼び方は「Swiss roll」

イギリスでは、いわゆるロールケーキに当たるお菓子は一般に「Swiss roll」と呼ばれています。
スポンジ生地にクリームやジャムを塗って巻いた菓子を指す名称で、家庭のおやつから、市販品まで幅広く使われている言い方です。
日本では「ロールケーキ」という呼称が定着していますが、同じ形状の菓子でも、国が変わると呼び名も異なる点が面白いですね。
日本のヤマザキでは、「スイスロール」という商品を発売していて、以下のように出ています。
「スイスロール」は、イギリスではティータイムに食べるケーキとして定着しており、ヤマザキではこのイギリスの「スイスロール」を見本に、1958年頃から販売をスタートしました。
ヤマザキ <“あの頃”に想いをはせて>
※こちらも、日本独自の呼び方ですね。
なぜ「スイス」なの?名前の由来
「Swiss roll」という名称は、必ずしも、スイス発祥を意味するものではありません。
ロール状のケーキ自体は19世紀のヨーロッパ各地で見られ、英語圏でも早くからこの呼び名が用いられていたことが確認されています。
そのため、特定の国を明確な起源と断定することは難しいとされています。
名称に「Swiss」が付いた理由については諸説あり、決定的な由来ははっきりしていません。
スイスの菓子文化との関連を示唆する見方や、後世に定着した呼称とする考え方などがあり、いずれも推定の域を出ないのが実情です。
なお、エリザベス2世がスイスでこの菓子を好んで食べ、イギリスで広まったという逸話も語られることがあります。
ただし、これを裏付ける確かな史料は乏しく、あくまで後世に伝えられたエピソードの一つと考えられています。
同じような説に、名前の由来は、スイスのお菓子「ルーラート」だと言われているモノもあるようです。
日本の「ロールケーキ」との違い
日本では、スポンジ生地でクリームなどを巻いたケーキは一般に「ロールケーキ」と呼ばれています。
和製英語に近い呼称で、日本独自に定着した名前です。
一方、イギリスでは同様の形状の菓子を「Swiss roll」と呼ぶのが一般的で、まず、大きな違いは名称にあります。
また、実際の菓子の特徴にも、やや傾向差が見られます。
イギリスのものはジャムやバタークリームを使った甘みの強いタイプが多く、日本のロールケーキは生クリームを主役にした軽い食感のものが主流です。
このように、基本構造は同じでも、名称や材料の傾向に文化的な違いが見られます。
まとめ
ロールケーキは、イギリスでは一般に「Swiss roll」と呼ばれています。
名称に「スイス」と付いているものの、必ずしもスイス発祥を示すわけではなく、由来には諸説あり、はっきりと断定された起源はありません。
日本では「ロールケーキ」という呼び名が定着していますが、基本的な構造は共通しており、呼称や材料の傾向に文化的な違いが見られる程度です。
イギリスで同様の菓子を指す場合は「Swiss roll」と呼ばれる、という点を押さえておけば十分でしょう。
※気づけば「言い方・呼び方・読み方」の漢字の記事も増えてきました









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