木へんに冬の漢字は「柊(ひいらぎ)」!読み方・意味や由来を解説
木へんに冬と書く漢字は、「柊(ひいらぎ)」です。
漢字自体は簡単ですが、読み方が難しく、「何と読むの?」「どんな意味があるの?」と疑問に思う人も多い漢字の一つでしょう。
「柊」はヒイラギという常緑樹を表す漢字で、節分の魔除けに使われるほか、人名にも用いられています。
この記事では、「柊」の音読み・訓読みから意味や由来、漢字の成り立ち、植物としての特徴、書き順、名前での使われ方まで分かりやすく解説します。
木へんに冬とは?漢字「柊」の読み方と意味
木へんに冬と書く漢字は「柊」です。
「柊」は「ひいらぎ」と読み、モクセイ科の常緑樹を表します。
まずは、「柊」の読み方や意味などの基本情報を見てみましょう。
柊
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部首 | 木(き・きへん) |
| 画数 | 9画 |
| 音読み | シュウ |
| 訓読み | ひいらぎ |
| 意味 | ひいらぎ。モクセイ科の常緑樹。 |
| 漢字の種類 | 人名用漢字 |

「柊」は、植物のヒイラギを表す漢字として使われるのが一般的です。
一方、『漢字源』では「柊楑(しゅうき)」や「柊葉(しゅうよう)」といった言葉も掲載されています。
これらは日常ではほとんど見かけないため、「木へんに冬」と書く漢字を覚える場合は、まず「柊=ひいらぎ」と押さえておけばよいでしょう。
それと、クリスマスの装飾に使うホリー(holly)を柊と言っているサイトがありますが、大間違いです。
あちらは、「セイヨウヒイラギ」といって、モチノキ科の植物で、柊とは別種の植物です。
「柊」の書き順
「柊」は9画で、木へんを書いたあとに「冬」を書きます。
特に間違えやすい書き順はありません。
以下の画像で、実際の書き順を確認してみましょう。

※「きへんに○の漢字一覧」で記事を書いています。「冬」の他にも様々な漢字を用意しています。
※「木へんの難読漢字・難しいランキング30」に「柊」はランキングされました。
⇒ 木へんの難読漢字・難しいランキング30!読み方含めクイズ形式で紹介
漢字「柊」の由来や成り立ち
「柊」には、日本語で「ひいらぎ」と呼ばれるようになった由来と、漢字そのものの成り立ちがあります。
柊の由来
「古事記」には「比々羅木」と表記されていることから、ヒヒラギのギは「木」の意味します。
また、古くヒヒク・ヒヒラクという動詞があって、ひりひり痛むの意味でした。
つまり、ヒヒはひりひりするさま、ラは接尾語と考えられることから、ヒイラギは、葉に触れるとひりひり痛むことから命名されたのです。
また、痛みがうずくという意味の『疼木』という当て字が使われたという説もあります。
柊の漢字の成り立ち
「漢字源」によると、「柊」は「木」+「冬」で成り立つ形声文字です。
「冬」には「いっぱい蓄える」というイメージがあり、そこから「いっぱい詰まる」というイメージへと展開しました。
「柊」は、この「冬」のイメージに「木」を組み合わせ、中身が詰まった重い木を表した漢字です。
つまり、「木へんに冬」と書くからといって、季節の「冬」に由来してできた漢字ではありません。
なお、「漢字源」では、椎(つち)の別名を「柊葵」といい、限定符号を「木」に変えて「柊楑」としたと説明されています。
柊(ひいらぎ)とはどんな木?

柊(ひいらぎ)は、冬でも葉を落とさない常緑樹で、 節分など日本の風習とも深く関わっている植物です。
漢字の意味とあわせて、植物としての特徴を見ていきましょう。
形態・生態
ヒイラギは、モクセイ科モクセイ属の常緑樹です。
葉は厚く、縁に鋭いトゲがあるのが大きな特徴ですが、成長して老木になるとトゲの少ない葉や、縁が滑らかな葉も見られるようになります。
11~12月ごろには、葉の付け根に香りのある小さな白い花を咲かせます。
なお、クリスマスの飾りに使われる赤い実の「セイヨウヒイラギ(ホリー)」はモチノキ科の植物で、日本のヒイラギとは別の植物です。
「柊」は名前に使っても大丈夫?
「柊」は人名用漢字に含まれているため、子どもの名前に使うことができます。
ヒイラギは冬にも緑の葉を保ち、寒い時期に白い花を咲かせることから、冬を連想させる漢字として名付けに使われることがあります。
また、鋭い葉を持つヒイラギは古くから魔除けに使われてきたため、強さや厄除けなどをイメージして名前に選ぶこともできるでしょう。
「柊」を使った名前
「柊」は、男の子・女の子のどちらの名前にも使われる漢字です。
一文字で「柊(しゅう)」とするほか、「柊真(とうま)」「柊翔(しゅうと)」「柊吾(とうご)」など、ほかの漢字と組み合わせた名前にも使われています。
字の中に「冬」が含まれることもあり、特に冬生まれの子どもの名前として選ばれることがあります。
ただし、「柊」を「とう」などと読む名前は、漢字本来の音読み・訓読みとは異なる読み方です。
名前を付ける際には、読みやすさや伝わりやすさも考えておくとよいでしょう。
柊は名前に良くないなんて意見があるようなので、どんな内容か洗い出すとともに、それらに対して60爺の見解を述べてみました。
木へんに春・夏・秋・冬の漢字一覧【季節を表す漢字】
「木へんに冬」の漢字が「柊(ひいらぎ)」であるように、 木へんに季節を表す漢字は、それぞれ意味や由来を持っています。
ここでは代表的な漢字を簡単に紹介します。
60爺は、椿、榎は読めましたが、楸は読むことが出来ませんでした。
まとめ
「木へんに冬」と書く漢字は「柊(ひいらぎ)」です。
音読みとして「シュウ」が記載される場合もありますが、 日常的な用法や植物名としては「ひいらぎ」と読むのが通常です。
冬でも葉を落とさず、鋭い葉を持つ植物の特徴から、 古くより魔除けや邪気払いの象徴として親しまれてきました。
参考資料
上級漢和辞典 漢字源 改訂第六版(学研)
※気づけば木へんの記事も増えてきました











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