馬3つの漢字は「驫」!読み方から意味・各機器での出し方を総特集

馬が3つ並んだ漢字は「驫」です。
読み方は「ひょう」ないし「ひゅう」で、多くの馬が一斉に走るさまや、勢いよく進む様子 を表します。

一見すると見慣れない漢字ですが、「馬」を三つ重ねた形から、その意味を直感的に想像できる人もいるでしょう。

ただ、実際には、「どう読むのか」「本当に存在する漢字なのか」「どうやって入力するのか」と、疑問が次々に浮かびやすい文字でもあります。

この記事では、漢字「驫」について、読み方や意味、成り立ちを整理したうえで、パソコンやスマホ、テプラでの出し方まで分かりやすく解説します。

どうか、最後まで、ご一緒にご覧ください。

馬3つの漢字は「驫」

馬3つの漢字「驫」
馬3つの漢字「驫」

馬が3つ並んだ漢字は「」です。

「驫」は、漢字の「馬」を三つ重ねて作られた文字で、見た目のインパクトが強いことから「馬が三つの漢字」として検索されることが多い漢字です。

日常生活ではほとんど使われませんが、辞書には正式に掲載されている正規の漢字です。

「驫」の読み方と書き順

「驫」の読み方は、音読みの「ヒョウ」ないし「ヒュウ」です。

「漢字源」では、日本語だけの意味・用法で「とどろき」という難読漢字としての読みが出ています。

※「とどろく」と読む漢字がありました。

「ヒョウ」「ヒュウ」は、古くは漢文や辞書の中で使われてきました。

次に、書き順を見ておきましょう。

驫の書き順

馬を、上、左下、右下の順に書いていけば完成です。

上にある馬を、少し大きく書くのが、上手に書くためのコツですね。

「驫」の意味

「驫」の意味は、「たくさんの馬が走るさま」を表します。

この漢字は、単に「馬が多い」という数量的な意味ではなく、動きの激しさやスピード感まで含めて表現する点が特徴です。

そのため、場面としては、馬の群れが駆け抜ける様子や、流れが一気に加速するような状態を想定しています。

古い中国の字書では、「驫」を馬が群れをなして走る様子を表す文字として説明し、その際に生じる音や響きまで含めて、解釈されることがあります。

これは、『康熙字典』に代表されるような、漢字を情景描写として捉える伝統的な字書の考え方によるものです。

このような字書では、単に意味を簡潔に示すだけでなく、「どのような場面で使われる文字か」「どんな雰囲気を伴うか」といった点も重視されました。

そのため、「驫」も、多くの馬が走り抜ける視覚的な迫力だけでなく、地鳴りのように響く音を含んだ情景として説明されることがあるのです。

「驫」の由来・成り立ち

「驫」は、「馬」を三つ組み合わせて作られた会意文字です。

このように、同じ漢字を三つ並べて構成された文字の形を、品字様(ひんじよう)と呼びます。

品字様は、同一の要素を重ねることで、「数が多い」「程度が強い」「動きが激しい」といった意味を表す漢字の成り立ちの一つです。

「驫」もその典型例で、「馬」が本来持つ「走る」「動く」「力強い」という性質を、三つ重ねることで視覚的に強調しています。

この構造により、「驫」は単に馬が複数いる状態ではなく、多くの馬がまとまって動き、勢いよく駆ける様子を表す文字として成立しました。

形そのものが意味を語っている点は、品字様の漢字に共通する特徴といえるでしょう。

なお、同じ「馬」を用いた漢字には、「馬」を二つ重ねた「騳(とく)」がありますが、三つ重ねた「驫」は、それよりもさらに規模や迫力が増した状態を表します。

このように、「驫」は品字様の考え方を理解するうえでも分かりやすい漢字です。

※品字様の漢字の中で、「牛」「犬」を使った漢字がありました。
牛が3つの漢字「犇」!読み方から意味・変換のやり方をお届け
犬が3つの漢字「猋」!読み方から意味・変換の仕方まで総特集

「驫」を使った熟語・表現

「驫」は意味や成り立ちのわりに、実際に使われる熟語や表現は非常に限られています。

現代日本語では、文章や会話の中で使われることはほとんどありません。

  • 驫驫(ひょうひょう)

「驫」を二つ重ねた表現で、多くの馬が走る音や様子が続くさまを表す語として、古い辞書や漢籍で見られることがあります。

ただし、現代ではほぼ使われず、一般的な国語辞典にも掲載されていない場合があります。

現代語での使用例について

現在の日本語では、「驫」を含む熟語や慣用表現は事実上定着していません。

そのため、実用的な言葉として使うというよりも、次のようなといった知識・話題性重視の文脈で扱われるのが一般的です。

  • 漢字そのものの意味を説明する場面
  • クイズや雑学として紹介する場合
  • 漢字の成り立ちや表現力を示す例

このように、「驫」は熟語としての使用頻度は低いものの、漢字の構造や意味の広がりを理解するうえで、非常に象徴的な文字だといえるでしょう。

なお、「驫」は熟語としてはほとんど使われませんが、地名に用いられている例があります。

青森県外ヶ浜町にある 驫木(とどろき)駅 は、その代表的な例です。

驫木駅の駅名標。「馬が三つの漢字・驫」が使われている実例
青森県外ヶ浜町にある「驫木(とどろき)駅」

このように、使用頻度は低いものの、実際の地名として現代でも使われている漢字であることが分かります。

「驫」の出し方・入力方法【各機器対応】

この章では、パソコン・スマホ・テプラの各機器それぞれに、「驫」の出し方を、わかりやすく紹介します。

すぐに、使いたいという方は、以下の文字をコピー&ペーストしてください。

まずは、パソコンでの出し方から紹介します。

パソコンでの出し方

パソコンでは、文字変換で出すことができました。

日本語で「ひょう」と入力します。

日本語「ひょう」入力

変換キーを何度か押すと、図のように「単漢字」が出てくるのでクリックします。

「単漢字」クリック

変換候補が増加しますので、右の方の変換候補を見ていきます。

変換候補を右へ探していく

変換候補に「驫」(赤枠)があるので、クリックです。

「驫」クリック

「驫」が入力できました。

「驫」入力完

なお、「ひゅう」でやってみましたが、「驫」を出すことは出来ませんでした。

次に、Unicode「9A6B」も載せておきますね。

日本語で「9A6B」と打ち、F5キーを押しましょう。

変換候補に「驫」があるのでクリックすれば終わりです。

なお、日本語で「9A6B」を打つと、「9あ6b」が入力されますが問題ありません。

万が一、どっちもうまく行かないということなら、コピー&ペーストを利用しましょう。

※この章の冒頭で提供した「驫」をコピーして、次の記事を参照に入力してください。
両矢印の出し方は?パソコンではunicodeによる方法が使えるよ

スマホ(iPhone/Android)

スマホ(iPhone/Android)では、「驫」を出すことができないようです。

コピー&ペーストを利用しましょう。

※コピー&貼り付け及び単語登録の詳細な手順については、次の記事を参照してください。

テプラ

テプラですが、60爺所有のSR300には、「驫」が登録(漢字コード未登録)されていないので、出すことは出来ません。

しかし、上位機種R980では、ご覧のように、「驫」が登録されているので、出すことができますね。

まとめ

馬が3つ並んだ漢字は「驫」で、読み方は「ひょう」、意味は、多くの馬が一斉に走るさまや、勢いよく進む様子 を表します。

「馬」を三つ重ねた会意文字で、形そのものから動きの激しさや迫力を感じ取れるのが特徴です。

日常的に使われる漢字ではありませんが、辞書には正式に掲載されており、読み方や意味を知っておくと漢字知識として役立ちます。

また、環境によっては入力や表示が難しい場合もあるため、各機器での出し方を知っておくと安心です。

「馬 3つ 漢字」と検索した疑問は、この記事でひと通り解消できるでしょう。

参考
上級漢和辞典 漢字源 学研

※カテゴリー「同じ漢字3つで構成される漢字」の記事です。

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら